お箸コラム

お箸の主な材質

COLUMN  2

マラス

原産地はニューギニアなど。強度と耐久性に優れ、最も多く箸の木材として使用されています。

鉄木

原産地はベトナム、カンボジア、インドネシアなど。硬くて丈夫。耐水性にも優れており、お箸に適した木材です。

桧葉(ヒバ)

原産地は北海道南部から九州、北米など。あすなろとも呼ばれ、軽く、柔軟なため加工しやすい木材で、輪島の塗り箸によく使われます。

原産地は本州中部より四国、九州、屋久島など。日本の種で特有の芳香があります。軽く、耐水性もよく、加工しやすい木材です。木曽産が有名で木曽の塗り箸によく使われます。

山桜

原産地は本州、四国、九州、朝鮮、北米など。加工しやすく狂いが少ないのが特徴です。やわらかな色合いは女性に人気で、妊婦が桜の枝を持つと安産祈願となると言われています。

杉原産地は日本各地。軽く柔らかいので加工が容易です。木目に沿って縦に割れやすいので割りばしに使われ、吉野杉が有名です。

ブナ

原産地は日本各地。日本の広葉樹でポピュラーな樹種の一つです。重硬ながら狂いやすい木材ですが様々な用途に広く使われています。

原産地は日本各地。重硬で割れやすいので加工が困難ですが、大きな斑点模様(虎斑)を有する美しいものもあります。

原産地は日本、中国など。軽くて柔軟性があり、加工しやすい木材です。木肌も緻密で縮杢という木目が美しいです。

黄肌

原産地は日本各地、樺太、韓国、中国など。比較的軽いですが適度な硬さを保ちます。光沢と非常にきれいな杢目が最大の魅力です。

朴の木

原産地は日本各地、朝鮮、中国など。軽く、やわらかいので加工がしやすい木材です。漆器や建築の装飾など幅広く使われています。

一位

原産地は日本各地。木目が細かく美しい銘木です。アイヌの木彫りや岐阜県高山の一刀彫りなどで有名です。

槐(えんじゅ)

原産地は日本各地、中国、朝鮮、台湾など。比較的重く、年輪は磨くことで光沢が増すので建築装飾や家具などに活用されています。寿命を延ばす縁起の良い木として親しまれています。

青黒檀

原産地はタイ。非常に入手が困難な木材です。滑らかで手に吸い付くような持ち心地が味わえます。製材直後は緑色ですが、酸化して真っ黒になります。

本黒檀

原産地はインド、スリランカなど。インド産のものが極上品とされています。持ち心地、重量感、ツヤが素晴らしい木材です。

縞黒檀

原産地はインドネシアなど。良材は年々減少し、入手困難な傾向にあります。黒檀類で最も硬質で加工は困難ですが、お箸の木材としては最高の素材です。

紫檀

原産地はタイ、インド、ブラジルなど。黒檀と対照的にツヤのある明るい茶褐色が魅力的な木材です。硬さにも定評があります。良材は入手困難な傾向にあります。

紅木

原産地はインド、マドラス地方。紫檀の中で最も入手困難です。深い赤紫色が魅力的な木材です。

黄楊(つげ)

原産地は伊豆七島、鹿児島など。柔らかなナチュラル色とは裏腹に、重厚な材質が美しい木材です。

原産地は日本、朝鮮半島など。年輪がはっきりとしているので、すり漆によって木目をはっきりと浮かび上がらせます。年月を経ると黒っぽくなります。弾力性がありますが、固いので加工が難しいです。

黒柿

原産地は日本、中国。樹齢を重ねた柿の木で黒い縞杢を有する美しい稀少な木材です。微生物や土壌の金属に影響を受けて出来る模様が独特の風合いが魅力です。

鉄刀木(タガヤサン)

原産地はタイ、インド、ミャンマーなど。黒檀や紫檀と同じく代表的な唐木です。肌目はやや粗いですが硬く耐久性があり磨くことによって美しい光沢を放ちます。

桃色象牙(ピンクアイボリー)

原産地はアフリカ。重厚感があり木肌から放たれる上品なピンク色が魅力的な高級材です。

蛇紋木(スネイクウッド)

原産地はベネズエラ。最も入手が困難な木材です。非常に硬く、ヘビ柄の木目は木材の王様というにふさわしい品格を醸し出しています。

煤竹

煤竹とは薫煙された竹のことで、一般的な竹材に比べて硬く丈夫な木材です。家屋の囲炉裏などで自然に燻されたものを特に本煤竹といい、飴色の色合いもとても魅力的です。

象牙

密度が高く切削加工しやすい素材として珍重されましたが、1989年以降ワシントン条約で輸入が禁止されました。